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のほほんほわほわ

植物擬人化小説『ラベンダーさん』が読めます

油をそそぎます

本日の登場人物

シャチくん 小学5年生 
「早く引っ張って!」
乗り物大好き。今日は乗った段ボールを引っ張ってもらった。
しゃべらないと息ができないとよくイジられる。

大統領くん 小学5年生
「俺、2019年はジュニアの教室に行くんだ」
最近は来室したらこればっかり言ってる。

今の教室は小学生がメインの教室だから……。
ずっと過ごした教室ということでジュニアの教室に行かない中学生も5人いるけど。
やはり中学生は中学生専用の教室で同じ年齢の子たちと
切磋琢磨したほうがいいかもしれない。

管理者「2年後、その教室にぼくも行くから」
同僚「2年後ぼくもそっち行くよ」
田谷野「知ってた? ぼくも行く予定なんだ」
同僚「今までと環境変わんないwww」
大統領「///」

めっちゃ嬉しそうな寂しそうな顔だった。

チアちゃん 小学4年生
「魂あ~ん!」
田谷野の魂をよく狙う。食べたかと思えば吐き出すヒドい娘。

赤オニちゃん 小学5年生
「おまえはクサいメシを食うんだ!!」
こんなこと思うのは申し訳ないけど、
日本に来たばかりの外国の人みたいな可愛さがある。
もう5年生なのに……。精神的にはだいぶ幼い。みんなに言えるけど。

 

今日はシャチくんとゼロ戦ごっこをやった。
シャチ「知ってる! 田谷野さんのおじいさんゼロ戦造ってたんだよ!!」

田谷野(大声で言うんじゃないバカタレ!! 結局は人殺しの兵器なんだから!!)
魔王を倒した勇者の剣でも作ったみたいな言い方だったな。
まだわかんないよね。

大統領は今年の1月ぐらいからサッカーを習い――いや、嗜んでいるので、
5月のコート表を作っていた。

4月は都立田谷野コートが週二で入ってた。
5月は少なくなって、週一だった。代わりにいろんな地域のコートが予定表に入っていて、種類が豊富だった。

赤オニちゃんとチアちゃんは、何かの罪でぼくをしょっちゅう逮捕してた。
今日は、大変だった。あっちこっちから田谷野さん田谷野さん言われて、ぼくはひとりしかいないから、一ヵ所ずつしか回れないよぅ。でも、赤オニちゃんとチアちゃんはめげずに逮捕して、ぼくと遊ぼうとするんだから、あの根性もとい独占欲はすごいな。ある程度欲望に忠実なことは人生にとってもいいことだからね。

牢屋の段ボールに入れられて、クサいメシ(キッチンセットの料理のオモチャ)を赤オニちゃんからガンガン口に押し込められて痛かった。今までそんなことなかったけど、なんで今日はガンガン口に押し込めてきたんだろう? 原因はわからんけど、恐妻家になる予感。

それでクサいメシをふたりから食わされて病気になったぼくは病院で手術を受けた。
赤オニちゃんとチアちゃんは包丁でお腹を開けると、なぜか油を体の中にそそいだり、塗りたくっていた。

田谷野「こwwwれ、油なんの効果があるんだよwwww本当に治んの?」
赤オニちゃん「だいじょうぶです」

何っ回もクサいメシ食わされて何っ回も手術したけど、そのたびに油をお腹の中に
そそがれたwww。

ちなみにこの日、チアちゃんと赤オニちゃんはイジりがいがあって楽しかった。
チアちゃんは頭にヒマワリの髪留めを付けていたので、

田谷野「ねえチア、頭に花咲いてる! 栄養取られちゃう!!」
ってずっと言って、

赤オニちゃんはふなっしーのパーカーを着ていたので、

田谷野「ああ! ふなっしーの中身って赤オニちゃんだったんだ! 
今日はテレビのお仕事ないの?」

ってずっとイジってた。楽しかった。

赤オニ「ちがう! これは服なの!! ふ~く~!!!」
うなりながらめっちゃ叩いてくるwwwww

5か月前はひとりで物静かに人形ごっこやってた子だったのに、
別人みたい。イタイイタイ、ちょっとあなた人のこと叩きすぎよ(笑)