読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

のほほんほわほわ

植物擬人化小説『ラベンダーさん』が読めます

赤オニちゃんの超高性能バッテリー。モバイル業界衰退の危機!

節分も無事終わりましたね~。

それにしてもどうして鬼を追い払うのに豆を投げるんだろう?

豆投げて本気で鬼が追い払えるとでも思っているのかな^^?

なんで剣じゃないの?

昔の人は頭ヤバいんじゃない?

 

とか言ってみる(笑)

 

あれは魔目が変化して豆になったとかだったっけ?

諸説あるみたいだけれど、結局こういうことでしょ。

「豆いっぱいあるしこれ投げれば良くね? オレKASHIKEEEEEEEE」

 

これだ! ※ちがいます

 

さて、そんなこんなでぼくが担当した2月3日の療育活動の豆まきも

無事大成功を収めたのですが、

ぼくは鬼のお面を作った牛乳パックを被ってロボットになって

遊んでいました。

 

パペットマペットの被り物を白くした感じをイメージしてもらえれば

OKです。

 

「ガガ、赤オニちゃんやっつける! スマイルくんやっつける! ガガ

たおす! お腹に穴開ける! キュィィィィィィン」

 

(両手をドリルにして、悪い子は手術して良い子にするから、

お腹に穴開ける! って言いながら遊ぶとけっこう受けが良い)

 

こんなこと言いながら子供たちと遊んでいました。

 

もんもんくんは本気でこのお面が怖いみたいで、

同僚からはホラー映画に殺人鬼として出て来そうとか

ジェイソンとか言われています。

あと妖精ちゃんは本気で泣きました。

ブラックくんは元気すぎて1年生って感じがしないけど、

妖精ちゃんも1年生だもんね。

 

そして段ボールで携帯電話ぐらいの大きさのバッテリー

を作ったんですけど、赤オニちゃんがどうやらこのバッテリーを偉く気に入り、

ぼくは取られてしまいました。

 

赤オニちゃん「こっちだよ~」

取り上げると

赤オニちゃん「あ、返して~、バッテリィイィィィ!」

 

可愛すぎでしょ。

 

再び渡すと

「もう! バッテリーは返しませんからね」

やっぱりかわいい(笑)

 

しかもこのバッテリーは何がすごいかと言うと、

ボタンがついており、赤オニちゃんの設定では

爆弾や針が発射できるのだ。

 

ちょっと待ってくれ。

 

バッテリーとは電池のことだ。

エネルギーを蓄えておくためのものだ。

電力を生み出すだけの機器であるはずなのに、どうして

そこから爆弾や針が発射されるのであろうか。

 

いや待て。赤オニちゃんのやっていることは、実は的を射ているのかもしれない。

お店で例えれば、寿司屋がそうだ。

いまの時代の寿司屋はもう、寿司だけではやっていけない。

ぼくが小学生の頃は回転寿司でケーキが流れるなんて

なんだか変なんて言われたりもしたが、

いまの寿司屋はデザートもフライドポテトもラーメンもコーヒーもあって、

とにかくバラエティ豊かに消費者様の要望に答えなければ生き残れない。

 

つまり!

 

バッテリー業界も、もうただの質の良いバッテリーだけでは生き残れない

時代になっているのだ!!!

そしてお客様のニーズに答えた結果が、

赤オニちゃんの世界では爆弾と針が発射できるバッテリーなのだ!!

 

なんということだろうか。

 

これは恐ろしい時代だ。

ただのバッテリーですら様々な要望に答えなければならないとは……。

本当に恐ろしい時代になってしまった。

一体どこの誰が、バッテリーという電力を蓄える機器に、

そこまでのクオリティを望むのだろうか。

世の中にはいろんな人がいる。ぼくが知らないだけで、きっといるのだろう。

 

そして次の日、このバッテリーは更なる進化を遂げた。

ぼくが赤オニちゃんをふと見ると、

赤オニちゃんはバッテリーを耳に当てていた。

 

 

これは……!?

 

 

爆弾や針を発射するだけではない。

なんと、携帯電話にもなるのだ!!

 

なんということだろうか……。

バッテリーそのものに携帯電話としての機能も備わっているのだとしたら、

これでは本末転倒にも程がある。

 

携帯電話の存在意義とは一体……。

 

そもそもこれはバッテリーなのだろうか?

ここまで来たらむしろ携帯電話といったほうがしっくりくる気がしなくもないが、

あくまでこれはバッテリーである。

バッテリー本体に爆弾と針を発射する機能と、携帯電話の機能が

備わっているのである。

 

これは危うい。モバイル業界の危機だ。

バッテリー業界の進出によって、モバイル業界が衰退してしまう可能性が出てくる。

携帯がなくても、何でもバッテリーだけで事足りてしまう時代が来るのだ。

 

そのうちバッテリーがひとつあれば、

移動もできる。食事もできる。ゲームもできる。会議もできる。戦争もできる。

子供も作れる。なんかエロいこともできる。だれかを救える。

 

そんなことができる時代が、来ないと思いたい。

でも、日本だったら来そうな気もする。

 

バッテリーとは、いったいなんなのだろう。

 

それはきっと、赤オニちゃんにもわからない。